マイホーム計画のトラブル例|営業が合わない・聞いていた話と違う・「仮契約」って何?
マイホーム計画はワクワクする一方で、途中から「こんなはずじゃ…」が起きやすいのも事実。
現場でよくあるトラブルをまとめ、原因と対策まで一気に整理します。
目次
よくあるのは、こんなモヤモヤです。
- 営業担当者が合わない(説明が雑・急かされる・デメリットを言わない)
- 標準だと思ったらオプション、金額がどんどん上がる
- 「できますよ」が後から「できません」に変わる
- そして最後に出てくる…「仮契約だけしておきましょう」
結論から言うと、トラブルの多くは知識不足より相談不足で起きます。
「違和感が出た時点」で一度整理できれば、後悔はかなり減らせます。
相談例① 営業は良い人。でも不安が消えない
ご相談者Aさん(仙台市泉区在住)
- 30代前半・共働き/お子さん1人
- 打ち合わせ中(契約前)
- 土地は検討中(候補あり)
「営業さん、嫌な人じゃないんです。話しやすいしレスも早い。
でも…このまま進めていいのか自信がなくて。」
最初は順調。ところが、打ち合わせを重ねるほど小さな違和感が増えていきました。
よくある違和感サイン
- 質問すると「大丈夫ですよ・できますよ」で終わる
- デメリットの説明が少ない
- こちらの要望をメモしない/前回の話を覚えていない
- 見積の変動理由が曖昧
- 「そろそろ契約を…」と急かされ始めた
ここで大事なのは、「合わない」と感じるのは失礼ではないということ。
家づくりは“担当者との相性”がそのまま満足度に直結します。
相談例②「聞いていた話と違う!」が後から判明
「標準って聞いてたのに…」「できますって言ったのに…」が起きると、一気に不安になります。
よくある“ズレ”
- 「標準仕様」だと思ったらオプションだった
- 「この金額で収まる」と言われたのに後から上がる
- 「できますよ」が後で「構造上ムリ」に変わる
- 補助金が使えると思っていたら対象外だった
対策はシンプル
- 重要事項は口頭ではなく、書面・メールで残す
- 「それは契約書(仕様書)のどこに書いてありますか?」と確認
- 見積は“最終総額”で見る(本体だけ見ない)
説明が曖昧なまま進むと、後から「言った/言わない」になりがち。
“言語化して残す”だけでトラブルは大幅に減ります。
相談例③ 予算オーバーで計画が苦しくなる
「打ち合わせは楽しいんです。でも見積を見ると不安になって…。
いつの間にか、数百万円上がっていました。」
予算オーバーの典型は、“本体価格だけ”で判断してしまうこと。
抜けやすい費用
- 諸費用(登記・ローン手数料・火災保険など)
- 外構(駐車場・フェンス・庭・門柱など)
- カーテン・照明・エアコン・家具家電
- 地盤改良・追加工事
「借りられる額=返せる額」ではありません。
生活が続く資金計画を、早い段階で“総額”で確認するのが鉄則です。
相談例④ 住んでから後悔:間取り・設備のズレ
住んでから出る後悔は、派手ではないけど毎日の地味ストレスになります。
よくある後悔
- 収納が足りない/動線上に収納がない
- コンセント位置が微妙(掃除機・家電・スマホ充電)
- 洗濯動線が悪い(洗う→干す→しまうが遠い)
- 生活音(寝室とリビングの位置関係)
- 玄関や土間が狭くてベビーカーが詰む
モデルハウスの“非日常”で判断すると、生活のリアルが抜けがち。
間取りは「今」だけでなく、数年後の暮らしも想定してチェックがおすすめです。
相談例⑤ 「仮契約」って何?その瞬間、頭が真っ白に
終盤で突然出てくるのが、あのワード。
「じゃあ一度、仮契約だけしておきましょうか!
それで坪単価はお約束しますので。」
“仮”という言葉の柔らかさに反して、中身はこういうケースが多いです。
よくある「仮契約」の実態
- 最終金額は未確定
- 間取りも仕様も今後変わる
- でも申込金(数十万円など)が必要
- 他社比較をしづらい空気が生まれる
「仮に結婚しようって言われても、普通は“はい”って言えないですよね」
まさにそれ。条件が揃う前に、気持ちだけ縛られる感じがあるんです。
ポイント:「仮契約」「申込契約」「予約」など呼び方は様々。
大事なのは“言葉”ではなく中身(条件・解約・返金・拘束)です。
少しでも曖昧なら、書面で確認してから判断でOK。
トラブル回避チェックリスト(保存推奨)
- 重要事項は口頭で終わらせず、メール・書面で残している
- 見積は本体だけでなく総額(諸費用・外構・家具家電含む)で見ている
- 「標準/オプション」を仕様書で確認している
- 「できますよ」を鵜呑みにせず、根拠(条件)を確認している
- 契約前に解約条件・変更期限・追加費用の条件を把握している
- 「仮契約」と言われたら、拘束内容・返金・手続きを確認している
- 担当者に違和感があるなら、担当変更or比較を検討できている
まとめ|不安が出た時点で「立ち止まってOK」
マイホームのトラブルは、派手な揉め事よりも「小さな違和感の積み重ね」から始まります。
よくあるトラブルの核
- 営業が合わないのに、我慢して進めてしまう
- 聞いていた話と違うのに、言い出せなくなる
- 総額を把握しないまま、気持ちだけ前に進む
- 最後に「仮契約」で縛られそうになる
だからこそ、こう考えてください。
家づくりは、仮で決めるものではありません。
違和感が出たら、そこが「整理するタイミング」です。
こんなときは一度、状況整理がおすすめ
- 営業担当の説明にモヤモヤする
- 見積が上がる理由がよく分からない
- 「仮契約」「申込金」と言われて不安
- 他社比較をしたいけど、断りづらい
ポイント:「誰かに見てもらうだけ」で判断がラクになります。
自分たちの希望・予算・契約内容を、いったん“見える化”してから決めましょう。
住まいづくりに迷ったら、
相談してから決めませんか?
「営業さんに言いくるめられそう」
「不利なことが起こるかも…」
中立な立場で一緒に整理します。
見学前の相談がベストです!
